中国では理想郷のイメージといわれる「桃」をモチーフにした基本デザインを
さらに意味あるものへと昇華させるため、「桃」を形としてだけではなく、
その奥にある精神的なテーマを表現することを意図しています。
中国風のデザインにこだわらず、余分なものを省き、日本人の持つ洗練した感性が表わされています。これは、正倉院宝物に見られる中国大陸より伝来した様々な工芸が、日本の工芸に影響を与えさらに螺鈿などの日本の伝統芸術へと昇華していったことに通じます。桃谷樓の独自性を追求し、まさに日本らしさと桃谷樓
らしさを表現したシンボルマークといえるでしょう。
また「桃」は、中国では「邪気を払う」「延命」などの意味があり、この思想が日本に伝わってきたといわれています。
これは、食べることで健康へと導いていく桃谷樓のコンセプトそのものを象徴しているといえるでしょう。
さらに、種子を包み込む様子をなめらかな曲線によって表現することで、デザインとしても柔らかな魅力があふれ出る“母の愛や優しさ”へとつながっていきます。
これこそが、「子供たちに安心して食べさせられるレストランを創りたい」という桃谷樓の理念に通じるものといえます。 |